6月10日、満開を迎えた入笠山のすずらんを見に出かけました。朝は特急あずさで富士見駅へ。ところが乗車した車両の位置選びを誤り、改札まで思いのほか時間がかかってしまいました。その影響で駅からのシャトルバスは長蛇の列!混乱に巻き込まれて乗れなかったらとさらに楽しみにしていた入笠山フュッテのランチも、到着した時にはすでに終了。名物のビーフシチューを味わうことは叶わず、少し残念なスタートとなりました。それでも、山の神様はちゃんとご褒美を用意してくれていました。すずらん群生地に広がっていたのは、一面の可憐な白い花たち。小さなベルのような花が風に揺れる姿は実に愛らしく、思わず足を止めて見入ってしまいます。派手さはありませんが、その慎ましやかな美しさに心が和みました。山頂からは八ヶ岳や南アルプス、遠くには富士山の姿も望むことができました。初夏の爽やかな風に吹かれながら歩く時間は、とても贅沢なひとときでした。予定どおりにいかなかったこともありましたが、それもまた山旅の思い出の一つです。幻となったランチは次回のお楽しみ。可憐なすずらんとの出会いと雄大な景色に癒やされ、心満たされる一日となりました。今回の計画は、天気が気になり直前に決めたのですが、ご一緒していただいたお二人に感謝です。ドタバタでしたが、笑って受け止めてくださる優しさに触れられた山行となりました。そんな思いを胸に、入笠山を後にしました。(J.A)
