2025/09/30

【個】表銀座 燕岳・常念岳(5人)

北アルプスの表銀座縦走コースを歩くことは憧れだったので、実現出来たことは喜びでした。一人では成し得ないことも山のパーティーのおかげと感謝です。

1日目:夜行バスが早朝穂高駅に着き、タクシーで登山口へ。薄曇りだったが合戦小屋で本降りに。雨具をつけ燕山荘に到着。本来なら目の前に燕岳が見えるのに周囲は真っ白。

2日目:今朝も燕岳は見えない。登頂を諦めて大天井岳を目指す。時折右手の山々が雲の合間からチラ見えするがすぐに隠されてしまう。歩きやすい道かと思っていたが、岩場通過の箇所もあった。

大天荘へ到着する頃には開けて青空も広がってきた。

ザックを置いて空身で大天井岳に登った。北アルプスのオールスターたちを一望できる特等席の山頂だった。いつまでもそこにいたい思いだったが常念小屋へはまだ道程は長い。山肌を彩る赤や黄色の紅葉が秋の装いを感じさせた。

この日は10時間近くの活動となった。

3日目:朝食を済ませ、荷物を小屋の外に置いて目の前の常念岳に登る。下から見上げると山頂かと思っていたてっぺんの向こうに山頂があり、ゴロゴロ岩の道を歩くこと約2時間。山頂は狭いが目の前に槍、穂高の岩峰群が迫力満点だった。大天井岳、その稜線上に燕岳も確認できた。みんなで歩いてきた稜線、いくつもの山を越えてきたことがわかり、よく歩いたねと。(M.O)