本日は絶好の登山日和。奥多摩駅からのタクシー組7名と、境橋バス停からの徒歩組9名が、栃寄森の家で合流。御前山を目指します。
登り道は8割方が植林帯の急登。眺望もほとんどなく、ひたすら足元に集中して歩く時間。そんな中でも、惣岳山の手前で、ちょっとした"春の便り"を見つけました。
山笑う 薄紫の 花ひらく
少しですが可憐なカタクリが、登山道脇にひっそりと咲いていました。息を切らす体に、元気をくれます。
そして、惣岳山から御前山の頂へ!山頂からは、薄曇りながらも奥多摩の山々が連なる景色が望めます。風は予想以上に冷たく、時には身震いするほどでしたが、登山の火照った体にはかえって心地よく感じられました。
今回、心に残ったのは、花と新緑です。
山頂から避難小屋へと続く道でも、カタクリが点々と、慎ましく登山道脇を彩っていました。淡い紫色の花びらがうつむくように咲く姿は、「春の妖精」。可憐な美しさは、心に静かに染み入り、思わず足を止めて見入ってしまいます。
特に下山路は、自然林が広がり、降り注ぐ木漏れ日の中で、目にまぶしいほど輝く新緑に包まれています。あたりは静かで、鳥の声もほとんど聞こえませんでしたが、そのおかげか、新緑の鮮やかさや花の繊細な美しさに五感を集中できた気がします。
萌える葉に 光あふるる 下り道
そして終盤に待っていたのは、予想以上の林道歩き!これが今日一番の“試練”で、日頃からの足の痛みを抱えながらも、歩き続ける姿もあり、それぞれのペースでバス停を目指しました。
汗拭えば 林道長し 春の昼
今日は、美しい新緑と可憐な花が疲れを忘れさせてくれ、清々しい汗を流す充実した一日となりました。奥多摩の春が持つ、時に厳しく、時に息をのむような美しさが私たちを迎えてくれた御前山。また一つ大切な思い出が刻まれたと思います。
長き道 春のしあわせ 噛みしめる
帰宅後、一日の出来事を思い出しながら、山の恵みに感謝!感謝!。(K.S)
【記録】境橋7:30→8:20栃寄森の家8:40→登山口9:00→10:50惣岳山 →11:20御前山12:05→14:50境橋
(7hr20m、↑1247m↓1247m、14km)
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