文化の日の大菩薩嶺は、多くの登山者でにぎわっていた。一日を通して雲が多かったが、ときおり薄日が差す。雷岩では雲海の切れ間から大菩薩湖がのぞき、稜線は風が強く、立ち止まると身にしみる。
🔹雲海の 切れて湖の 秋深し
広葉樹の色づきと笹原の広がる景観は美しく、しっとりとした山の雰囲気がある。特に下山路は、ニシキギの鮮やかな赤、マユミの濃いピンク、カラマツの黄が目を引く。ダケカンバの白い幹を背景に、笹原の緑がよく映える。斜面には、ふかふかの絨毯のような苔が広がっていた。
🔹錦木や 苔の斜面は 冬隣
富士山は望めなかったものの、稜線の景色と静かな森の紅葉を味わい、よい雰囲気のなか、気持ちよく歩けた晩秋の山行となった。(サメ)
【記録】上日川峠バス停9:00〜福ちゃん荘〜唐松尾根〜雷岩分岐〜10:40大菩薩嶺〜12:30大菩薩峠〜介山荘〜13:30上日川峠バス停(4hr30m、7.2km、↑571m ↓571m)